こんにちは。
飯田橋のカウンセリングルーム、サードプレイスのナカヤマです。
昨日の記事で息を吐くことについてちょっと触れました。
今日は呼吸についてもうちょっとお伝えしたいなと思います。
ストレスがかかっている時に自分の呼吸に注意してみると、口で息をしていたり、息が浅かったり、時々止まっていたり(!)することに気が付きます。
一時的なストレス、例えば、試験の前や仕事のプレゼンの前、挙式などなにかの行事の前で息が浅くなっていても、その出来事が終わればまた自然と普通の呼吸に戻ります。
でも、そのストレスが長く続くものだったりする出来事の場合、例えば、子ども時代の虐待、学校でのいじめ、会社でのパワハラやDV(ドメスティックバイオレンス)などでは、それが終わった後も呼吸の浅さが身体の癖のように残ることはよくあることです。
浅くて早い呼吸をするということは「気を抜いていない」ということで、想定外の危険な状況に素早く対応するためにはとても大切です。浅い呼吸をすることは、その時、自分の身体や心を守るために必要なことでした。
でも、今、比較的安全なところにいることができているなら、自分の身体と心をもっと安心させてあげるために、ゆっくりとした呼吸の練習をしてみてください。今は気を抜いても大丈夫だってことを、もう一度身体と心が学ぶのです。
ゆっくりとした呼吸はお医者さんや心理の先生、またはヨガの先生、いろんな人から学べると思います。自分が心地よいと感じる呼吸法を探してみてくださいね。
ではまた。
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