こんにちは。
飯田橋のカウンセリング・オフィス、サードプレイスのナカヤマです。
このブログの中では「スキル」という言葉がよく使われています
一方で、人の悩みをスキルで解決しようとするなんて浅はかだと思われるかもしれないという不安みたいなものも常に抱えています。
というのも、私自身がいわゆるスキル的な解決方法に反発を覚えがちがちなメンドクサイ人間であるからです。
自分が相談したことに対して、「ああしてみれば」とか、「こうすればいいじゃない」または、「こういう方法もあるよ」みたいに言われると、教えてもらってありがとうという感謝の念を持つどころか、
「話しはまだ終わってないんだけど」
「問題はそんなことじゃないんだ!」
「そのアドバイスは少なくとも10回はきいたよ」
「そんな簡単な問題じゃないんだけど」
みたいなセリフが内心でどうしても渦巻いてしまうのです。
それでもSTAIRの、そしてCAREのスキルがいいですよって伝えているのは、それらにはスキルを超えた普遍的なものがあると感じるからです。普遍的なもの、というのは言ってみれば多くの臨床的な研究に支えられたもの、なのでしょう。
またSTAIRでは、スキルを教わるというよりも、自分で自分のニーズに合わせてスキルを組み立てていくので、今の自分をよりよく理解する、というプロセスが必要です。そのプロセスを通じて、より深く自分の行動や感情、自分自身への考え方の変化が実感できると思います。
今日はちょっと言い訳してみました。
そして、今週のピックアップはこちらです!☞【複雑性PTSD】スキルのトレーニング
ではまた金曜日に。
